ブルーベリーのクロロシス対策|葉が黄色・白くなる原因とメネデールの使い方【ベランダ鉢植えの実体験】

ブルーベリーのクロロシス対策|葉が黄色・白っぽくなる原因と対処法

こんにちは!ブルーベリー初心者ちゃんです。

ブルーベリーを育てていて、葉が黄色くなってきた、白っぽくなってきた…これってクロロシス?メネデールで治るの?と気になっている方は多いのではないでしょうか。

私もベランダの鉢植えで育てているブルーベリーが、クロロシス(葉が黄色くなる症状)になったことがあります。

本記事では

・ブルーベリーのクロロシスの原因

・鉄不足とマグネシウム不足の見分け方

・土・鉄を含む資材(メネデール)・肥料での対策

を、ベランダでブライトウェルとティフブルーを育てているブルーベリー初心者ちゃんが、実体験と調べた内容をもとに解説します。

ブルーベリーの葉の色が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

ブルーベリーのクロロシスとは?葉が黄色・白っぽくなる症状

黄色くなった葉|ブルーベリーのクロロシスは葉の緑が薄くなり黄色・白っぽくなる症状

クロロシスは、葉の緑色のもと(葉緑素)が十分に作られず、葉が黄色や白っぽくなってしまう状態のことです。

ブルーベリーでよく見られるのは、葉脈(葉のすじ)は緑のまま、すじとすじの間が黄色くなる形です。葉の色が薄くなると光合成がうまくできないので、木が弱ったり、育ちが悪くなったりします。

また、ブルーベリーは夏〜秋に翌年の花芽を作るので、その時期に葉が傷むと、翌年の花にも影響することがあります。

原因:土のpHが高く、鉄を吸収できない

市販のブルーベリーの土|クロロシスを防ぐにはpHを調整した酸性の土を使う

ブルーベリーのクロロシスで多い原因は、鉄不足(鉄欠乏)です。

ただし、土に鉄がないというより、土のpHが高い(酸性が弱い)ために、ブルーベリーが鉄をうまく吸収・利用できなくなることが多いとされています。

・ブルーベリーの好適な土壌pHは4.2〜4.8くらい、一般に4.0〜5.2の範囲でよく育つとされています(県の施肥基準)
・pHが高いと鉄欠乏が起こりやすくなります
・アメリカのコーネル大学の資料では、pHが5.2より高いと鉄をうまく使えなくなるとされています

鉢植えでは、次のようなときにpHが上がりやすくなります。

・ブルーベリー用ではない、酸性に調整されていない土で植えている
・石灰(苦土石灰など)をまいた

写真は、我が家で使っている市販の「ブルーベリーの土」です。袋には「pH調整済」と書かれていて、裏には酸性(pH4.3±0.5)に調整してあると書かれていました。

鉄不足かマグネシウム不足か、黄色くなる葉の場所で見分ける

ブルーベリーの葉と葉脈|鉄不足は新しい葉、マグネシウム不足は下の葉から黄色くなる

葉が黄色くなる原因には、鉄不足のほかにマグネシウム(苦土)不足もあります。県の施肥基準では、次のように説明されています。

【鉄不足(鉄欠乏)】
・葉脈は緑のまま、葉脈の間が黄色くなる(明るい黄色〜ブロンズ色)
・新しく伸びた枝の若い葉に出る
・pHの高い土で起こる

【マグネシウム不足(苦土欠乏)】
・葉の中央に、クリスマスツリーのような形に緑が残って、葉脈の間が黄色くなる(黄色〜明るい赤褐色)
・新しく伸びた枝の下のほうの葉で強く出る

先端の若い葉が黄色・白っぽくなっていれば鉄不足、下のほうの葉から黄色くなっていればマグネシウム不足を疑ってみましょう。

ただし、葉の色だけで原因を決めるのはむずかしいので、まずは土のpHを確かめるのがおすすめです。

対策①土を酸性に戻す(鉢植えは植え替えが近道)

ブルーベリーの土と鉢|クロロシス対策は土を酸性に戻すことが基本

鉄不足のクロロシスは、土のpHが高いことが根本の原因です。県の施肥基準でも、長期的にはブルーベリーに合う酸性の土の条件を保つことが必要とされています。

・ブルーベリー用の土(酸性に調整された土)を使う
・自分で土を作るときは、酸度を調整していないピートモスを混ぜる(石灰で中和して売られているピートモスもあるので注意)
・庭植えでは、イオウ(硫黄)の粉でpHを下げる方法もある
・石灰(苦土石灰など)はpHを上げるので、ブルーベリーには使わない

鉢植えの場合は、ブルーベリー用の新しい土で植え替えるのが手軽で確実です。植え替えは、木が休んでいる11〜3月ごろが目安です。

土の様子が心配なときは、園芸店などで売っている土の酸度計やpHを測る道具で、一度確かめてみるのもおすすめです。

土や鉢の選び方、植え付けの手順はこちらの記事でまとめています。

》ブルーベリーの鉢植えの植え付け方|土・鉢のサイズ・時期と費用を写真で紹介

対策②鉄を含む資材を使う(メネデールは効く?)

鉢植えの植物にスプレーで葉面散布|ブルーベリーのクロロシスに鉄を含む資材を使う

県の施肥基準では、鉄不足の症状を回復させるには、鉄を含む資材をあげることが有効とされています。

「クロロシス メネデール」と調べる方も多いので、メネデールについて、メーカーの公式サイトで確認したことをまとめます(2026年10月時点)。

・メネデールは肥料でも農薬でもない「植物活力素」
・植物の生長に欠かせない鉄を、根から吸収されやすいイオンの形(二価鉄イオン)で含んでいる
・うすめる倍率は標準100倍(50〜200倍くらいの間)
・使うのは1週間に1回くらいが目安。水やりの代わりにあげたり、霧吹きでスプレーしたりする
・液体肥料と混ぜて使える。農薬とは混ぜない
・うすめたものは保存がきかないので、その都度使い切る

鉄を含んでいるので、鉄不足のクロロシスのときに試してみる資材のひとつにはなります。

我が家でも、クロロシスになったときにメネデールを使いました。倍率は基準どおりの100倍です。いきなり劇的に改善したわけではありませんが、じわじわと葉が緑になり、今はクロロシスはなくなっています。

ただし、メーカーの公式サイトでは、クロロシスやブルーベリーに効くとは書かれていませんでした。また、土のpHが高いままだと、鉄をあげても根本的な解決にはなりません。メネデールだけで治そうとせず、対策①の土の見直しといっしょに行いましょう。

使い方や倍率は商品によって違うので、使う前に必ずラベルとメーカーの公式サイト(メネデール株式会社)を確認してください。

対策③肥料の種類とあげ方を見直す

ブルーベリー用の肥料とブルーベリーの土|クロロシスを防ぐ肥料の選び方

肥料も、葉の色やpHに関係します。

・ブルーベリーは、窒素の中でもアンモニア態窒素を好んで吸収するとされ、県の施肥基準では硫安などの肥料がすすめられています
・ブルーベリー用の肥料を使うと、選ぶのに迷わない
・マグネシウム不足が疑われるときは、県の施肥基準では硫酸マグネシウムの肥料で回復させるとされています
・あげすぎは根を傷める原因になるので、決められた量を守る

我が家の苗のラベルには、鉢植えの場合「肥料は植え付け1ヶ月後と毎年春先に玉肥を3〜5個位鉢の周りに埋め込む」と書かれていました。我が家はブルーベリー用の肥料を、肥料をあげる時期に少しずつあげています。

我が家のブルーベリーの場合

ベランダの鉢植えのブルーベリー(ブライトウェルとティフブルー)

我が家のブルーベリーの育て方と、クロロシスになったときのことは次の通りです。

・品種:ブライトウェルとティフブルー(どちらもラビットアイ系)
・育て方:ベランダで鉢植え(8号のスリット鉢)
・土:市販の「ブルーベリーの土」(袋にはpH4.3±0.5に調整と記載)
・バッタに葉を食べられ、クロロシス(葉が黄色くなる症状)にもなった
・その翌年は、花が一つも咲かなかった
・メネデールを基準どおりの100倍にうすめて使い、じわじわと葉が緑になって、今はクロロシスはなくなった

ブルーベリーは夏〜秋に翌年の花芽を作るので、葉が傷むと翌年の花に影響が出ることがあります。葉が黄色くなってきたら、早めに土や肥料を見直しましょう。

花が咲かなかった原因と対策は、こちらの記事で詳しく解説しています。

》ブルーベリーの花が咲かない・花芽がつかない原因と対策

バッタに葉を食べられたときの対策はこちらです。

》ブルーベリーのバッタ対策|葉を食べられたときの対処法と予防

よくある質問

ブルーベリーのクロロシスに関するよくある質問

Q. 黄色くなった葉は緑に戻る?

すでに黄色くなった葉がどこまで戻るかは、症状の程度によります。まずは原因になりやすい土のpHや肥料を見直して、新しく出てくる葉の色を見守りましょう。

Q. メネデールだけでクロロシスは治る?

メネデールは鉄をイオンの形で含む植物活力素ですが、メーカーの公式サイトにはクロロシスに効くとは書かれていません。土のpHが高いことが原因なら、土を酸性に戻すことが先です。メネデールは、その上で使う補助と考えましょう。我が家では、メネデールを使ううちにじわじわと葉が緑に戻りましたが、いきなり劇的に変わったわけではありませんでした。

Q. メネデールは何倍にうすめる?

メーカーの公式サイトでは、標準は100倍(50〜200倍くらいの間)とされています(2026年10月時点)。使う前にラベルと公式サイトを確認してください。

Q. 葉が黄色くなる原因はクロロシスだけ?

葉の色が変わる原因は、ほかにもあります。ブルーベリーの育ちが悪いときに見直したいことは、こちらの記事でまとめています。

》ブルーベリーが育たない・大きくならない原因と対策

まとめ

ブルーベリーのクロロシスの原因と対策のまとめ

ブルーベリーのクロロシスについてまとめると、

・葉脈を残して葉が黄色・白っぽくなるのは、土のpHが高くて鉄を吸収できないことが多い
・若い葉に出れば鉄不足、下のほうの葉から出ればマグネシウム不足を疑う
・対策の基本は、ブルーベリー用の酸性の土で植え替えるなど、土を酸性に戻すこと
・鉄を含む資材(メネデールなど)は、土の見直しといっしょに使う補助
・肥料はブルーベリー用を、決められた量だけ

でした。

我が家は、バッタの食害とクロロシスが重なった翌年に、花が咲きませんでした。その後、メネデールを使ってじわじわと葉が緑に戻り、今はクロロシスはなくなっています。葉の色の変化に気づいたら、早めに土と肥料を見直してみてください。

ブルーベリー初心者ちゃん

ブルーベリー初心者ちゃん

ブルーベリー栽培の実体験を通してベランダ栽培方法をブルーベリー初心者ちゃんが教えます。

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