ブルーベリー鉢植えの植え替え・鉢増し|時期・手順・土と鉢のサイズ、根詰まりのサイン【ベランダ栽培の実体験】
こんにちは!ブルーベリー初心者ちゃんです。
ブルーベリーを鉢植えで育てて数年たったけれど、植え替えはいつするの?鉢増しとどう違うの?植え替えしないとどうなるの?と迷っている方は多いのではないでしょうか。
私はベランダで、ブルーベリーを鉢植えで育てています。2024年3月に苗を8号の鉢に植え付け、その後、大きい鉢に移したことが一度あります。
本記事では
・植え替えと鉢増しの違い
・植え替えが必要なサイン(根詰まり)
・植え替えの時期
・用意するもの(鉢・土)と手順
・植え替えたあとの管理
を、ベランダでブライトウェルとティフブルーを育てているブルーベリー初心者ちゃんが、実体験と自治体などの資料をもとに解説します。
ブルーベリーの植え替えや鉢増しに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
結論:鉢植えは2〜3年に1回、休眠期に植え替える
ブルーベリーの鉢植えの植え替えは、「2〜3年に1回を目安に、葉が落ちて休んでいる時期に行う」のが基本です。
・目安:2年ごと(東京都中野区の資料)、2〜3年(我が家が使った土の袋の説明)
・時期:根の活動が止まっている晩秋から春まで(秋田県の資料)
・土:ブルーベリー用の酸性の土
・鉢:大きくしたいときは一回り大きい鉢に「鉢増し」
写真は、我が家が植え付けに使った「ブルーベリーの土」の袋の裏です。植え付け方法の下に、「2〜3年、鉢で生育し、木が元気がなくなり実付きが減少してきたら植え替えの時期です」と書かれていました。
中野区の資料では、鉢で育てるブルーベリーは根詰まりしやすく、過湿にもなりやすいので、2年ごとに土の入れ替えがすすめられています。
植え替えと鉢増しの違い
鉢植えの「植え替え」には、大きく分けて2つのやり方があります。
| やり方 | 内容 | 向いているとき |
|---|---|---|
| 鉢増し | 今より一回り大きい鉢に移し、まわりに新しい土を足す | 木をもっと大きく育てたいとき、置き場所に余裕があるとき |
| 植え替え(土の入れ替え) | 同じ大きさの鉢のまま、古い土を落として新しい土に替える | 今の鉢の大きさを保ちたいとき、ベランダが狭いとき |
鉢の大きさは「号」で表し、1号は約3cmです。8号なら直径約24cm、10号なら直径約30cmになります。我が家が最初に使ったのは8号のスリット鉢です。
ベランダは置ける場所や重さに限りがあるので、鉢増しを続けるか、同じ鉢で土を入れ替えるかは、置き場所に合わせて選びましょう。
植え替えが必要なサイン(根詰まり)
鉢の中が根でいっぱいになる根詰まりが起きると、根が水や養分をうまく吸えなくなります。次のようなサインがあれば、植え替えや鉢増しを考えましょう。
・水をあげても、すぐに土が乾く
・水が土にしみ込みにくく、表面にたまる
・鉢底の穴から根が出ている
・前の植え替えから2〜3年たっている
・木が元気がなくなってきた、実の数が減ってきた
最後の2つは、我が家が使った土の袋に書かれていた「植え替えの時期」の目安です。
ただし、葉が黄色くなる・育ちが悪いといった症状は、根詰まり以外にも、土の酸性が弱まった、肥料が多すぎた、日当たりが悪いなど、いろいろな原因があります。気になる症状があるときは、こちらの記事も参考にしてください。
》ブルーベリーが育たない・大きくならない原因と対策|鉢植え初心者がチェックしたい6つのこと
植え替えの時期:晩秋から春の休眠期
秋田県の資料では、ブルーベリーの植え付けは、根の活動が止まっている晩秋から春までの間が適期とされています。植え替えや鉢増しも、この休眠期に行うのが基本です。
写真は、我が家のブルーベリーの3月の様子です。葉が落ちて枝だけになっている時期は、根の活動も止まっています。
・適期:葉が落ちてから、春に芽が動き出す前まで(晩秋〜春)
・寒い地域:秋田県の資料では、晩秋に植えると積雪で枝が折れるおそれがあるため、雪がとけてからできるだけ早く植える方法が紹介されています
・夏:この適期から外れます
「夏に植え替えたい」「8月や9月でもいい?」と迷ったときは、急ぎでなければ、葉が落ちる休眠期まで待つのが安心です。夏に根詰まりで土がすぐ乾く場合は、休眠期までは水切れしないように水やりで様子を見ましょう。
冬の管理全体については、こちらの記事でまとめています。
》ブルーベリー鉢植えの冬越しと冬剪定|剪定しないとどうなる?なにもしていない我が家の実例
用意するもの:鉢と土
土はブルーベリー用の酸性の土
ブルーベリーは酸性の土を好みます。中野区の資料では、pH5.0前後でよく育つとされ、ブルーベリー専用の土を使うか、市販の培養土にpHを調整していないピートモスを混ぜて使うようすすめられています。
我が家が使ったのは、市販の「ブルーベリーの土」(15L)です。袋には、ピートモス・焼土・日向土・バーク堆肥などをブレンドして、酸性(pH4.3±0.5)に調整してあると書かれていました。
ピートモスを自分で混ぜる場合は、秋田県の資料にあるように、乾いたピートモスは先にバケツなどで十分に水を吸わせておくのがポイントです。乾いたまま使うと、根が乾燥しやすくなるとされています。
鉢は8〜10号が目安
中野区の資料では7号(上部直径21cm)以上、我が家の苗のラベルと土の袋では8〜10号の鉢がすすめられています。鉢増しするときは、今の鉢より一回り大きい鉢を選びます。
・鉢(鉢増しの場合は一回り大きいもの)
・ブルーベリー用の土(またはピートモスを混ぜた土)
・鉢底石・鉢底ネット
・じょうろ
土の酸性が弱まると、葉が黄色くなるクロロシスの原因にもなります。植え替えで新しい土にするのは、土の酸性を戻す意味もあります。
》ブルーベリーのクロロシス対策|葉が黄色・白くなる原因とメネデールの使い方
植え替え・鉢増しの手順
我が家が使った土の袋に書かれていた植え付け方法をもとに、植え替え・鉢増しの流れをまとめます。
| 手順 | やること |
|---|---|
| ①水をやっておく | 作業の前に水をやり、根が乾かないようにしておく |
| ②鉢から抜く | 木を鉢から取り出し、根をほぐす |
| ③新しい鉢に植える | 鉢底石を入れ、ブルーベリーの土で植える。すき間ができないよう、鉢をトントンとゆすりながら土を入れる |
| ④たっぷり水をやる | 鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水をやる |
同じ鉢のまま土を入れ替える場合は、②で古い土を落としてから、新しいブルーベリーの土で植え直します。
根をほぐすときは、力まかせに引きちぎらないように気をつけましょう。なお、我が家は最初の植え付けのとき、根をほぐさずにそのまま植えましたが、植え付けで困ったことはありませんでした。根の状態を見て、購入したお店の説明なども参考にしてください。
はじめての植え付けの手順は、写真つきでこちらの記事にまとめています。
》ブルーベリーの鉢植えの植え付け方|土・鉢のサイズ・時期と費用を写真で紹介
植え替えたあとの管理
根付くまでは日陰で、水切れに注意
土の袋には、植え付けたあとは根付くまで2週間ほど日陰で管理すると書かれていました。中野区の資料でも、植えた後は特に水切れに注意するようすすめられています。
秋田県の資料によると、ブルーベリーはあまり深くまで根を張らないため、土の乾燥に弱い性質があります。植え替えたあとは、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷり水をあげましょう。
肥料はあげすぎない
秋田県の資料では、ブルーベリーはあまり肥料を必要とせず、与えすぎると根に障害が出て生育が悪くなることもあるとされています。写真の苗のラベルには、鉢植えの場合、肥料は植え付け1ヶ月後と毎年春先に、と書かれていました。
中野区の資料では、肥料は株から離れた鉢のへりに埋め込むとされています。植え替えた直後に、根のすぐ近くへたくさん肥料をあげるのは避けましょう。
水やりの頻度や量は、こちらの記事でくわしくまとめています。
》ブルーベリー鉢植えの水やり|頻度・量・季節ごとの目安と水切れのサイン
我が家の植え替え
我が家のブルーベリーの育て方は、次の通りです。
・品種:ブライトウェルとティフブルー(どちらもラビットアイ系)
・植え付け:2024年3月、5号ポットの2年生の挿し木苗を、8号のスリット鉢に植え付け
・土:市販の「ブルーベリーの土」
・植え替え:大きい鉢に移したことが一度ある
・2026年の様子:葉は緑色、高さは1mくらい、花芽が少しついた
写真は、植え付けから約3ヶ月後(2024年5月)の2つの鉢です。
我が家は、冬越しのための作業も剪定も特にしていませんが、ブルーベリーは今のところ元気に育っています。水やりも、土が乾いてきたら毎日あげ、雨の日はお休みという、シンプルなやり方です。
ただし、鉢植えは土の量に限りがあるので、いつまでも同じ鉢・同じ土のままでいいわけではありません。前の植え替えから2〜3年たったら、根詰まりのサインがないか、鉢底や水の乾き方を見てみましょう。
よくある質問
Q. 植え替え・鉢増しをしないとどうなる?
中野区の資料では、鉢植えのブルーベリーは根詰まりしやすく、過湿にもなりやすいとされています。土の袋には、2〜3年たって木が元気がなくなり、実付きが減ってきたら植え替えの時期と書かれていました。すぐに枯れるわけではありませんが、2〜3年を目安に土を新しくしましょう。
Q. 夏に植え替えてもいい?
植え付けの適期は、根の活動が止まっている晩秋から春までとされています。夏は適期から外れるので、急ぎでなければ休眠期まで待つのがおすすめです。
Q. 鉢増しは何号にすればいい?
今の鉢より一回り大きい鉢が目安です。苗のラベルや土の袋では8〜10号の鉢がすすめられています。ベランダの広さや、鉢を動かせる重さも考えて選びましょう。
Q. 普通の培養土で植え替えてもいい?
ブルーベリーは酸性の土を好むので、ブルーベリー専用の土を使うか、市販の培養土にpHを調整していないピートモスを混ぜて使いましょう(中野区の資料)。
Q. 鉢植えから地植えにしたいときは?
時期は鉢植えと同じく、晩秋から春です。秋田県の資料では、半径40cm・深さ20cmほどの植え穴に、水を吸わせたピートモスをできるだけ多く入れ、根を包みこむように植える方法が紹介されています。
まとめ
ブルーベリーの鉢植えの植え替え・鉢増しについてまとめると、
・鉢植えは2〜3年に1回を目安に、植え替え(土の入れ替え)か鉢増しをする
・時期は、根の活動が止まっている晩秋から春の休眠期
・水がすぐ乾く、鉢底から根が出ている、元気や実つきが落ちてきたら根詰まりのサイン
・土はブルーベリー用の酸性の土、鉢は8〜10号が目安
・植え替え後は日陰で根付かせ、水切れに注意し、肥料はあげすぎない
でした。
我が家も、大きい鉢に移したことが一度あります。写真は、我が家のブルーベリーが2024年の夏に実をつけたときの様子です。数年に一度の植え替えで、鉢植えのブルーベリーを長く楽しんでいきましょう。
ブルーベリー栽培の基本は、こちらの記事でまとめています。
ブルーベリー初心者ちゃん
ブルーベリー栽培の実体験を通してベランダ栽培方法をブルーベリー初心者ちゃんが教えます。
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